論理的に探究

行動継続のカギとして意識する3つのポイント

ハロウィンも終わり、いよいよ今年も2カ月となりました。

毎年この時期になるととある疑問が浮かびます。

年始に立てた目標に向かって歩み続けている人ってどれぐらいいるのでしょうか?

「今年の目標って何だったっけ?」と首をかしげる私と同じ状況の人――意外といらっしゃるのではないでしょうか?

できない理由なんて、結局この一言で表現できるんですよね。

「仕方がない、人間だから」

とはいえ、このようなことを毎年繰り返していると、後悔や現実逃避の未来がほぼ確定してしまいます。

今回の記事は、「ココを意識するだけで行動できる人になれるのでは」というコツを3つまとめてみました。

かつて、「どのようにすれば、目標達成までやりきれるか」を探究したときの内容の一部です。

行動継続をできる人になるために意識するポイント3選

特に年末年始に立てる大きな目標って、大抵の場合は長い期間走り続けてやっとゴールできるような目標ですよね。

そのように考えたときのポイントが3つあります。

①目的地が明確であること

ゴールまでの距離や場所がわからない状態で走り続けることは厳しい。)

 

②「一日どれだけできるか」よりも「完走できるペース配分」を考えること

仮に100m走9秒台で走れる実力があったとしても、全力疾走だと42.195kmは完走できない。)

 

③行動のハードルが低くなるように設定すること

(ゴールが110m先にあったとしても、ハードルが高すぎたら飛ぶのは厳しい。)

上記の3つのポイントを満たした目標と行動を心がけるだけでも、目標達成率は変わってくると思います。

 

管理人の失敗談1 心の余裕が行動を阻害する

私は、過去に何度も目標の挫折を繰り返していくなかで、「パターン」が毎回同じだったことに気が付きました。

頑張りすぎて疲弊している状態のときに「ちょっとした不運」が降りかかることで一気に行動にブレーキがかかっていたのです。

いわば「強敵と戦って余力がないときに、伏兵に倒される」ようなものです。

 

メンタル強化も大切ではあるが――

きっとメンタルが弱いから行動を最後までやりきれないんだ――

そう思って、メンタル面の強化に舵をきったこともあります。

とはいえ、メンタルを強化して鋼の心なんて作ろうとして簡単に作れるものではありません。

そもそも、メンタルが強い人って、「心に余裕がある人」ではないでしょうか?

常に心に余裕が持てるぐらい――7割ぐらいの力でもいいので「全力を出し続けないこと」「定期的に息抜きすること」が大事だと私は考えました。

実際のところ、メンタル強化の行動として代表的な「運動や瞑想、音楽など」は、全て「心の息抜き」と考えることはできないでしょうか?

 

自分のメンタル測定器を持つ

私も一度体を壊して会社を辞めた経験がありますが、壊れるまで頑張ってしまうのも人間です。

自分でメンタル面の管理ができるかできないかで人生が決まると表現しても間違いではないでしょう。

 

かつて、私は「日めくりカレンダーをめくること」を日課にしたことがあります。

メンタルが弱まっているときこそ、このような「小さな習慣(ルーティン)」ができなくなっていることに気付いたからです。

 

――これができなくなったときは、体のケアに集中しよう。

 

今では、「小さな習慣(ルーティン)ができているか」を観察しながら日々行動を継続しています。

状態が良くないまま無理に頑張っても良い結果にはつながらないだけでなく、放置するとむしろ体を壊しかねませんので。

ガンと同じで、早期治療(風呂にゆっくりつかる、散歩をする、ぐっすり眠るなど)を施せば、元気を取り戻せるはずです。

ちなみに、私の現在の「小さな習慣(ルーティン)」は「毎朝ベッドメーキングをする」です。

そこで気づけなくても、部屋が散らかし出したら体のケアに努めるようにしていますね。

「部屋が普段より散らかる状態」は結構分かりやすいサインなので要注意ですよ。

 

管理人の失敗談2:行動を即断できない

「行動を即断できずに気がづいたら挫折していたパターン」という失敗パターンもありました。

「この行動をするにはまだ準備ができていない」とか「今日は時間がない」とかなど――様々な理由をつけて行動を後回しにしていました。

気がついたらその行動のことすら忘れて、目の前の道楽にいそしんでしまっていました。

楽を求めるのが人間の性だと認識する

「難しいな・嫌だな」と思うような習慣化された行動はありません。

例えば、二度寝するには「布団に入ったまま目を閉じるだけ」――この行動をとるだけで起きたときの嫌な気持ちを簡単に快楽へ変えられます。

もし、継続したいのであれば、この感覚を意識する必要があります。

  • 行動はより簡単に移せるようにする
  • 行動により快楽が得られるようにする

 

悪習慣を止めることにも応用できる

ちなみに、この人間の心理をうまく利用でいれば「悪習慣を止める」ことにも応用できます。

「止めたい行動に対して障害をいくつも設けるように工夫する」です。

例えば、私の場合はあるゲームに熱中しすぎていた時期があったので、そのゲーム自体を引き継ぎ設定だけして全て消したことがあります。

長い期間そのゲームには触れていません。(たまにやりたい衝動はありますが‥‥‥)

 

後日談 楽は追求したいよね

 

記事の途中ででてきた日めくりカレンダーについて――当時小さな習慣にしていたのですが、結局止めました。

代替えの習慣ができたということもありますし、「メンタル測定のため」という理由が亡くなった以上、そんな面倒なことをする必要なんてありません。

スマホ見れば一発ですし、スマホを抜きにしても一カ月分のカレンダー見ればいい――同じ役割を担う道具であれば、やはり楽な方を選んでしまうのが人間なんですよね。

とはいえ、少しの時間で完結できる小さな習慣(ルーティン)はメンタル管理にはうってつけなので、自分にあったものを見つけて下さいね。

では、良き一日でありますように!