2月23日、天皇誕生日となるこの日に、天皇陛下が眞子さまと小室圭さんの結婚騒動についての言及がありました。
小室圭さんとの結婚については、話が出た当初には歓迎ムードでしたが、一転してバッシングされる形となりました。
- 小室圭さんは今何しているのだろうか
- 小室圭さんは本当に眞子さまと結婚するのだろうか
- 小室圭さんは今後どのようなキャリアを歩んでいくのだろうか
この記事では、これまでの経緯が分からない方向けに記事をまとめつつ、『留学中の小室圭さんの今後』についてまとめていきます。
小室圭さんについて
神奈川県横浜市生まれの1991年10月5日生まれの29歳。(2/24現在)
2017年5月16日に眞子さまの婚約者として報道され、当初はおとなしく礼儀正しいという印象があった人物でした。
小室圭さんと眞子さまの結婚について荒れた理由
問題の焦点となったのは以下の2点です。
- 母親の借金トラブル(金銭問題)
- 税金からでる1億4千万とも言われる拠出金
小室圭さんの母の借金トラブルで眞子さまとの結約内定の祝福ムードが一変
婚約内定を発表した2017年9月当初までは、小室圭さんと眞子さまの婚約内定を祝うムード一色でした。
一変したのは、同年12月に週刊女性2017年12月26日号に掲載された母親と元婚約者との間にある400万円の借金トラブルに関する内容が明るみに出てからです。
これを機に結婚を問題視するようになりました。
このあと、2018年2月の結婚延期の発表がされました。
ちなみに結婚延期の理由として小室圭氏と眞子さまが結婚に向けて行うべき行事や準備にかける十分な時間がないことを挙げた一方で、金銭トラブルの件は否定しています。
問題の表面化による不信感から拠出金に対する非難へ
眞子様が皇籍から離れる際、1億4千万といわれている一時金が支払われるようになっていますが、このお金というのが税金から支払われることになっています。
金銭トラブルだけでなく問題から雲隠れするように海外へ留学したこともあり、国民感情は一気に悪化し、非難の対象となりました。
この手のお話に触れる際、『個人の結婚に口挟むな』という意見も当然出てきます。
ただし、皇室の話であればそうもいかないのが現状です。
仮に結婚が成立して、将来弟の悠仁さまが天皇に即位した場合、小室圭さんは天皇の義理の兄におさまることになります。
結婚は自由とは言えど、天皇家が国際社会に与える影響も少なくない為、それ相応の人物が求められるのも致し方がないのかもしれません。
小室圭さんのキャリアについて
- (2014年6月)国際基督教大学(ICU)教養学部アーツサイエンス学科を卒業
- (卒業後すぐ)現在の三菱UFJ銀行に2年ほど勤務
- (退職後)奥野総合法律事務所・外国法共同事業でパラリーガル(=弁護士のアシスタント)として従事
- (2016年9月)一橋大学大学院にて経営法務を専攻
- (2018年8月)フォーダム大学へ留学
- (2019年5月)LL.M.(Master of Laws,法学修士)課程修了
- (2019年8月)J.D.(Julis Doctor,法務博士)課程進学(
順調に行けば、2021年5月にフォーダム大学J.D.(Julis Doctor,法務博士)課程を修了予定となっています。
小室圭さんがフォーダム大学進学を発表
結婚延期が発表されてから月日が経ち、2018年の7月に米ニューヨークのフォーダム大学が3年間の日程で留学する事実を発表しました。
8月から渡米されています。
留学費用はどうなっているのか
現在留学しているアメリカの大学の授業料と生活費は、日本でパラリーガル(弁護士のアシスタント)をしていた法律事務所の援助や奨学金によって問題なく通えています。
小室圭さんの今後の進路として可能性があるキャリアとは
大きく分けると以下の3つのルートになるのではないかと考えられます。
- ニューヨーク州弁護士としてのキャリア
- 国際弁護士としてのキャリア
- 国連職員
①ニューヨーク州弁護士としてのキャリア
この話に触れるにあたり、キャリア一覧で載っていた以下の話について軽く説明します。
- LL.M.(Master of Laws,法学修士)課程
- D.J(Julis Doctor,法務博士)課程
『なんとなく凄い場所?』という感覚の方も多いと思いますが、どのように違うのかはわからないかと思います。
JDコースは、米国で弁護士、検察官、裁判官を目指す人が通うプロフェッショナルスクールで、LLMコースと比べて留学生がほとんどいない、ほぼ全員が米国人という環境です。
JDコースというのは、米国で法職に従事する人が通うプロフェッショナルスクールです。
つまり、このコースを通っている時点で、海外での活動を主とする可能性が非常に高いです。
このあと紹介するキャリアも可能性としてはあり得ますが、最も有力なのはニューヨーク州の弁護士として活動することではないでしょうか。
- 2021年7月に州の司法試験受験
- 10月頃合否判定
- 合格であれば、弁護士登録の申請(※)
- 2・3カ月後に面接を受ける
- 宣誓式へ出席⇒ニューヨーク州弁護士資格取得(2022年1月頃?)
(※)弁護士登録を申請の際、倫理試験への合格や50時間以上のボランティア活動証明書の取得等が必要とされているとのこと
参照記事⇒米ロースクール留学の小室圭さん、資格取得はいつか? 輝かしい未来は?(オトナンサー)
小室圭さんが取得予定の法務博士は博士号とは異なる
法務博士と聞いて『博士号』のことだと思う方も少なくありません
【学位について】
- 学士(大学の所定の課程を修めたもの≒大学卒業レベル)
- 修士(大学院の修士課程を修了したもの≒大学院卒業レベル)
- 博士(大学博士後期課程を修了したもの→学位論文の審査に合格しないと貰えない)
このように見ると、『法務博士って取得するの大変なのでは?』と思う方もいるのではないでしょうか。
実は『法務博士』は専門職学位の一つであり、博士号とは全くの別物です。
従って、上記の学位論文の審査を通す必要なく取得が可能な学位です。
(とはいえ、凄いことには変わりないですが)
②国際弁護士としてのキャリア
①の話と類似していますが、この場合は日本に拠点を置くことになると考えられます。
「現在留学しているアメリカの大学の授業料と生活費は、日本でパラリーガル(弁護士のアシスタント)をしていた法律事務所の援助と奨学金によって賄われていて、将来、その法律事務所で働くことを条件に資金提供されているといわれています。
アメリカ留学にあたり、生活費は元職場である『奥野総合法律事務所・外国法共同事業』からの援助があると言われています。
この法律事務所で働くことを条件に資金提供されているとのことで、直で州弁護士取得後(もしくは州弁護士キャリアを経験して)帰国して国際弁護士として奥野総合法律事務所・外国法共同事業への就職という可能性もあります。
日本の弁護士資格を得る為には、司法試験の受験が必須
言ってみれば当然ではありますが、国により法律は異なる為日本の弁護士として活動する際は必ず司法試験を受ける必要があります。
その司法試験には受験資格が伴います。
①日本の法科大学院卒業(法律学未修者の場合3年・既習者2年)
②予備試験
①の場合、卒業段階で受験資格を得ることとなり、それ以外の方は予備試験を通過してから司法試験へ臨む形になります。
ここ10年あたりをみると、司法試験合格者の8割は②の予備試験からのルートで受験しています。
小室圭さんが仮に日本の弁護士として活動するのであれば、そのまま順調に州弁護士の資格を取得したとしても、日本の司法試験・司法修了試験に合格しなければ法に関する仕事に携わることはできません。
国際弁護士としてなら話は変わってくる
正確に言うと国際弁護士という資格はありませんが、国際弁護士と語る場合以下の3パターンがあるとされています。
- 日本の弁護士資格〇 海外での弁護士資格〇
- 日本の弁護士資格〇 海外での弁護士資格× 【国際案件を多く手掛けている】
- 日本の弁護士資格× 海外での弁護士資格〇 【外国法事務弁護士として登録】
参照元:国際弁護士とは? | 弁護士の仕事・なり方・給料・資格を紹介 | キャリアガーデン
仮に、小室圭さんが、順調にニューヨーク州弁護士資格を取得すれば、③のパターンで『奥野総合法律事務所・外国法共同事業』に勤めることは可能です。
大学留学の背景を考えると、弁護士資格取得後すぐとはいかなくても、将来的には以前勤めていた法律事務所で働くことになる可能性が高いと考えられます。
③国連職員
2021年2月17日にNEWSポストセブンに国連に就職するのではないかと報じられています。
秋篠宮家の職員である「宮務官」に元国連職員だった女性が加わりました。彼女は、秋篠宮家の難題である眞子さまのご結婚の“キーパーソン”だと言われているそうです。
皇室関係者は「小室氏がニューヨーク留学し始めた頃から国際機関で働くのが目的ではないかという見方がありました」と語っていて、今回の人事により、小室圭さんが国連をはじめとする国際機関への就職の道筋ができたのではないかと指摘されています。
この話の根拠は2つです
<div class=”simple-box8″><p>
- 秋篠宮家の職員に元国連職員だった人がいる⇒コネで行ける可能性がある?
- 留学した時点で国際機関で働く目的があった可能性を関係者が指摘
</p></div>
法務博士の課程まで進んだ点をふまえると、海外での活動を軸にしている可能性が非常に高いので、情報源ははっきりしなくとも決して否定はできない内容です。
仮にニューヨーク州弁護士になってキャリアを積めばあり得ない話ではないでしょう。
小室圭さんと眞子さまの結婚は結局の所どうなる?
- 反対していた秋篠宮さまも認めている点
- 眞子さまの気持ちも冷めてはいない点
- 司法試験の結果次第では、安定した仕事に就ける
これらの点を考えると、いつになるかは何とも言えませんが余程の事が無い限りは結婚まで行く可能性は高いと思われます。
拠出金についても辞退は考えづらい しばらくは海外での活動になる可能性が高い
今の日本世論の評価からすると、小室圭さんにとって活動し辛い環境ではないかと思います。
誠意のある対応をするべきだとは思いますが、問題に向き合わない内に海外へ留学した経緯を考えると、海外を拠点として活動していくのではないかと考察できます。
そうなると(試験次第ですが)ニューヨーク州弁護士として働き、問題の一時金は経済面を考えると辞退はしない(むしろできない)と考えられます。
小室圭さん今とこれからの進路まとめ
- 2021年5月にフォーダム大学J.D.(Julis Doctor,法務博士)課程を修了予定でニューヨーク州弁護士の資格取得を目指す形となる
- 取得後は『ニューヨーク州弁護士』・『国際弁護士』・『国連職員』のいずれかの可能性があり、海外での活動が軸になる可能性が高い
- 眞子さまとの結婚は余程の事がない限り破談はなさそう
管理人より
正直この話題については留学終了が近付いてきた今になって詳しく調べさせて頂きました。
普通の家庭であれば、『結婚は本人たちの自由』という論調も頷けますが、皇室の問題で税金が絡んでいるという所を考えると、その論調だけでは済まされないのが今回の問題です。
司法試験自体が難関ではあるので、小室圭さんのこれまでの成果がどうなるかと言ったところにはなりますが、順調に行けば眞子さまの結婚相手として恥じないキャリアを積むことは可能でしょう。
あとは、本人の問題ではなかったにせよ、誠意をもって世間の声は受け入れていかなければ、国民からの信頼回復はまず不可能ではありますので、本人がどのように成長していくかも鍵となりそうです。
今後も中立的な目線でこの騒動を注視していきます。