目標を立てたときはやる気に満ちていたのに、気づけばYouTubeやSNSに時間を費やしてしまっている――そんな経験、ありませんか?
これは誰にも起こりうる話ですが、実は挫折にはいくつか共通した理由があります。
挫折する根本的な原因を取り除くだけで、目標達成率は飛躍的に上昇するでしょう。
今回は、挫折につながる3つの理由を紐解き、挫折しないための対処法についてもお伝えします。
始めたときに見えない想定外で皆挫折する
なぜ人は挫折してしまうのでしょうか。
意志が弱いから、やり方が違うから、それとも未熟だから?
――いえ、違います。
目標達成に至るまでの見えないハードル、つまり「挫折につながる前提条件」を誰も把握できていないからです。
挫折しやすい条件を予め知っていれば、おおよその警戒ポイントがわかるので、いざというときに対応でいるようになります。
挫折を避けるための3つの重要な考え方
ここからは、挫折につながる可能性のある3つの前提条件をお伝えします。
以下の内容に要注目です。
- 失敗と成功を分けるターニングポイントがある
- 結果がでるまでのタイムラグがある
- 勝ち(=成功・達成する)が挫折の頻度に関係がある
前提条件1:失敗と成功を分けるターニングポイントを理解する
挫折を避けるための前提条件、1つ目は「失敗と成功を分けるターニングポイントを理解する」です。
- これならできるかもしれない(希望)
- 自分には難しいのではないか(意欲低下)
- 頑張っているけど、うまくいかない(絶望)
- 失敗
ダイエットを例に挙げると、体重が減らない停滞期が訪れたときが失敗と成功を分けるターニングポイントです。
つまり、「③のどん底を経験したときに行動を続けられるか」が結果を左右します。
結果まで結び付けられる人は、どん底状態でも行動を継続したことで成功の兆しを見つけることができ、最後までやりきることができます。
ちなみに、ダイエットに限らず、収入やSNSのフォロワー数、短距離走などの記録などの目標も同様の結果になりやすい傾向があります。
前提条件2:結果が出るにはタイムラグがある
成果がすぐに出ないことに焦り、途中で挫折してしまうケースが多くあります。
「努力をすれば結果がすぐに比例して現れる」
確かに、この認識は資格試験など「勉強量に依存する目標」においては正しいですが、それ以外の目標については間違っています。
実際は、「成果が出る直前まで始めた当初とあまり結果の大差は見られない」という認識が正しいです。
結果が出ない上に、ゴールまでの道のりが不透明――この「結果が見えない時期」を耐え抜くことが成功のカギです。
前提条件3:Winner効果
ある研究によると、一度勝ったネズミは勝ち続け、一度負けたネズミは負け続ける傾向にあるとされています。
これを「Winner効果」と呼びます。
一度成功すると、その後の行動にもポジティブな影響を与え続けます。
逆に、一度失敗すると失敗の連鎖に陥りやすくなります。
★考えるポイント:うまくいかない状態でも行動を継続するために、どのような工夫ができるのか?
自己啓発が効果を発揮しない理由
自己啓発系の本を読み終えて、内容を実践してみたけどうまく結果が出なかった経験はありませんか。
巷に広がる自己啓発のテクニックは、成功体験の多い人には効果的な一方で、成功体験が少ない人にとっては逆効果となる場合が多くあります。
プレッシャーや自己否定を強化してしまうことが主な原因です。
例えば、プレコミットメントというテクニックが該当します。
この方法は、「目標を他人に宣言すること」でプレッシャーを生み出し、行動を促す方法です。
しかし、これが効果的なのは、すでに成功体験が多い人に限られます。
成功体験が少ない人には、かえってプレッシャーが強すぎて逆効果になることがあるのです。
イメージングやプラス思考についても同様で、思ってもいないことを想像したりすることで、マイナス思考を強化してしまうこともあるでしょう。
以上の例を踏まえた上で、ハウツー本を読む場合は「なぜこの方法が有効なのか」について吟味する必要がありそうです。
挫折を乗り越えるための3つの実践方法
上記の前提があることにより強制的にモチベーション維持が難しくなるタイミングがでてきます。
特に、頑張っても思うような成果を得られないときの感情の乱れがモチベーションの低下に直結しているといえます。
前提条件を理解した上で、事前に挫折を防ぐための仕組みづくりをして対策しておきましょう。
- 負の感情のデトックスを心がける
①SNSやニュースなどの情報を断捨離する
⇒ネガティブな感情を誘発する情報が非常に多いため、避けることが無難。
②瞑想やウォーキング・筋トレなどの運動習慣
⇒フロー状態に入りやすい行動であり、感情をリセットするのに有効。
- 比較対象を作らない目標設定を意識する
①自分の行動に対する目標を立てる
⇒数値や結果に対する目標は、比較対象がいて初めて成り立つ目標のため
②定期的に過去の自分と比較して、小さな進歩を感じるように心がける
- 習慣や計画を見直す
①今やっていることをすべて書き出して、目標に直結しない悪習慣を辞めることから始めてみる
②予備日や逃げ道を事前に用意したり、一日単位で何もしない時間をあえて予定に入れるなど、余裕を持った計画づくりを心がける
③少し頑張れば達成できるようなスモールゴールを意識して設定してみる。
まとめ:目標達成を加速させる方法について
今回は「アイデアを出すためのインプット方法とその活用方法」について紹介しました。
- 挫折につながる前提条件を理解することが大切
- 「頑張っているけどうまくいかない状態でも行動を続けられるか」が失敗と成功を分けるターニングポイントがあることを押さえておく
- 結果には「タイムラグがあること」を押さえておく
- Winner効果を最大限活かすために「小さな成功体験」を積み重ねる
- 習慣や計画などを見直し、「挫折を防ぐための仕組みづくり」をする
挫折は適切に対処することで乗り越えられます。
成功は一夜にして訪れるものではありませんが、小さな積み重ねが目標達成に近づけてくれるはずです。
今回の内容を参考に、挫折を避けるための仕組み作りを今から取り組んでいきましょう。
それでは、皆さんの日常がより充実したものになりますように!