――あなたがスマホを手に取った次にすることは何ですか?
YouTube動画を見始める人もいれば、X(元Twitter)を見始める人やスマホゲームを開く人もいるはずです。
「A(例:スマホ)を開いたらB(ゲーム)をする」
習慣の大半は行動の連鎖で成り立っています。
もし「新しく始めたい行動」や「習慣として取り入れたい行動」があれば、この原理を利用しない手はありません。
今回は新しい習慣作りに役立つ考え方「IF-Then(イフゼン)プランニング」についてお話します。
※こちらの記事は過去にnoteにて投稿した記事の復刻再編集版です。
IF-Then(イフゼン)プランニングとは?
IF-Thenプランニングについて、自己啓発に興味がある方でしたら一度は聞いたことがある方法ではないでしょうか。
一言で表現するのであれば、「『もし〇〇したら、××する』という流れが成立するように計画を立てて、実行する方法のこと」
いつも無意識に行っている習慣――例えば、歯磨きのような「毎日欠かさず行っている行動」の後に、習慣化したい行動を取り入れていきます。
◆私のIF-Thenプランニング活用例
より具体的に理解するために、私が最近行った「IF-Thenプランニング」の例を紹介します。
朝起きてトイレを済ませたら、そのままトイレを掃除する。
以前読んだことがある「夢をかなえるゾウ」という本に書かれていた「ガネーシャの教え」の1つです。
風水的な意味も含めて、2023年年明けから始ました。
現在は毎日ではないにせよ、スムーズにトイレ掃除を行う流れができました。
掃除に億劫だった私でも、トイレ掃除ができるようになったほどなので、効果が十分見込める方法です。
――やった方がいいのだけど面倒くさい
そんな3日坊主になりそうなことほど、IF-Thenプランニングを活用して仕組み化してみると良いかもしれませんね。
後語り 習慣が変われば歩む道も変わる
今回は習慣化の助けとなる「IF Thenプランニング」についての記事となりました。
『もし〇〇したら、××する』という流れが成立するように計画を立てて、実行してみる
なんとなく過ごす一日ではありますが、冷静に行動を振り返ると「無意識に行う習慣」で大半の時間を使っていることに気付くでしょう。
これらの習慣を毎日延々と繰り返している状態――「人生は習慣でできている」と表現しても間違いではないはずです。
哲学者であるウィリアム・ジェームズはこのように述べています。
現状への不安や不満等はあり、何かを変えたいと思っているのであれば、「習慣を変えること」は必須と言えます。
「IF-Thenプランニング」は、習慣化には欠かせない考え方だと思います。
思い至ったら吉日――これを機に、何か1つ新しい習慣を作ってみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はここまで――良き日常を!