エッセイを読む

目標達成のために押さえておきたい3つの要素~さんとーの失敗学~

新しい年が始まったとき、「今年はこれをするぞ!」と気合を入れて目標を掲げた人もいるはずです。

ところで、あなたが掲げた目標は達成に近づいていますでしょうか?

目標達成に関して、筆写は数々の失敗をしてきました。

今年の目標も残り数か月でなんとかなるのかな――といった具合ではありますが、似たような境遇の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

目標に対する失敗経験を基に、目標達成に近づくためのコツを今回の記事でまとめたものです。

 

記事の結論を少しチラ見せしますね。

  1. 目標を極力絞る。理由は‥‥‥
  2. 「余力」をいかに保てるかが重要
  3. その目標、完走できますか?

 

目標達成における私の失敗パターン3選

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目標設定における私の失敗パターンは、大筋で3つ挙げられます。

以下の状況に当てはまるのであれば、失敗のリスクがある状態ですので、当てはまるようであればご注意下さい。

 

1.達成できるイメージができない大きな目標

 

少年よ大志を抱け――一度きりの人生ですので、後悔しないように大きな夢を追うことは良いことです。

とはいえ、冷静に考えて不可能と感じるような「非現実的な目標」は避けた方が無難だと言えます。

「自分なら達成できるとイメージできること」が、目標達成の前提になることをお忘れなく!

 

さんとーの学びメモ① 目標を小さくして達成実績をつくる

 

誤解がないように――大志(=大きな目標)を抱く分には全く問題ありません。

 

余程の奇跡が起きない限り、大きな目標が突然叶うことは考えづらいですよね。

必ず何かしらの過程を歩んで徐々に目標に近づいていくものです。

つまり、「自分ならこの目標を達成できる」という領域まで目標を落とし込む作業が求められます。

元メジャーリーガーであるイチローの言葉を引用します。

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道

~イチロー(2004年、メジャーリーグの年間安打記録を破った際の記者会見より)~

私のように「なぜか目標が達成できない」という人ほど、小さい目標(=スモールゴール)を心がけてはいかがでしょうか?

最終的に大きな目標にチャレンジするにせよ、まずは「目標を達成できた経験」を積み重ねていきましょう。

★大きな目標を分解して小さな目標(=スモールゴール)をつくってみる

2.目標を乱立させている

目標の多さは、あなたが持つ能力を分散させてしまうリスクを伴います。

どの程度の目標を立てるかにもよりますが、目標が大きいほどあなたの能力を存分に発揮する必要がでてくるはずです。

全力を出しても失敗することもある――そんな世界ですので、過信せずに一点集中を行動の基本軸にすることをオススメします。

 

さんとー学びメモ① 目標はどんなプロフェッショナルでも3つまで

人にはホメオスタシスという「現状維持」の機能が備わっています。

きな化ほど、行動し続けることが「大変」だと言えます。

「目標を1つに絞ること」をオススメします。

複数掲げるにせよ「1つずつ片づけること」を念頭にチャレンジしてみましょう。

達成or習慣化した状態になってから次の目標に移る」というサイクルで行動を続ければ、目標の達成率は高くなるはずです。

「脳科学が明かした!結果が出る最強の勉強法」という本からの引用になりますが、以下のような結論が書かれていました。

「人間が同時に意識できるのは5つが限界」

行動に慣れてきた人でも3つの目標までにしておいた方が良いかもしれませんね。

先に立てた目標を片付けるor取り下げるまでは、目標を乱立させないようにご注意を‥‥‥。

補足:色々なことを試してみる

 

ちなみに、目標を乱立させてしまう原因の1つに「自分の強み」「自分が情熱を持ってやりたいこと」が分からないことが起因しているケースもあります。

いきなり大層な目標を定める前に、期間を定めたうえで様々なことを体験してみるのも良いかもしれません。

興味があることが見つかり次第、上記のように一点集中できるような目標を定めて行動あるのみです。

★あなたの目標を踏破するためには、自分の能力をすべて出し切る必要がある

★目標は極力1つに絞って、「一点集中」を基本戦力にする

★心の底からやりたいことが定まっていない場合は、体験を優先してみる

 

3.目標達成に集中できないような不安要素がある

 

●テレビ・ゲーム・SNSなど――「欲」という邪魔者に生活を支配されている状態(=環境面の課題)

●家事や仕事など――タスクの多さによる時間的な余裕がない状態(=時間関連の課題)

●生活苦・人間関係のトラブルなど――精神的な負担による行動意欲の低下(=精神的な課題)

――ほんの一例ではありますが、このような「余力がない状態」で新しい何かをできますか?

アスリートが本番までにトレーニングをして準備をするように、大きな目標に向かっていくのにも準備が必要です。

まずは、試合に出られるように身の回りのコンディションを整えることから始めましょう。

 

さんとーの学びメモ② 目の前の敵を取り払う

 

目標に対して障壁となる要因や習慣などを手放していきましょう。

仮に素晴らしい目標に向けて順調に行動を続けていたとしても、障壁への対策を怠ることにより少しのきっかけで積み上げたものが簡単に崩壊します。

時間に余力がないにもかかわらず、新しい行動を一日の生活に落とし込むのは、物理的に考えても無理なのは理解できますよね?

「現状を変えずにクリアする」という縛りをつけて挑戦するのは、まるで超高難易度のゲームをしているようなものです。

 

――仮に目標が失敗するとすれば、原因は何?

 

まずはこの言葉を自問して、行動を脅かす障壁を認識してみましょう。

★目標の障壁を認識する

★対策を講じて、行動に対する難易度を下げる

★失敗した前提で原因を探ると、障壁を見つけやすいかも

 

目標達成のために押さえておきたい3つの要素 まとめ

目標達成のために押さえておきたい3つの要素
  1. 目標達成まで完走できるような適正のある目標を立てる
  2. 目標はなるべく1つに絞る(多くても3つまで)
  3. 現地点で明らかな障壁を取り除くところから始める

新しい年も近づいてきましたね。

今一度、上記のことを注意しながらあなたの目標を見直してみてはいかがでしょうか?

特に③に対する問題点があるのであれば、今からでもその課題に取り組んでいきましょう。

P.S.節目に立てる目標は達成しやすい

 

年明けや月初め、誕生日など――節目の日を上手く活用すると、目標達成率が上がるそうです。

「行動を始める決心がつきやすいタイミング」だという点が関係していそうですね。

何事も「行動がすべて」ということでしょうか?

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